【挫折します】簿記1級の学習はやめとけ!無理して取らなくていい理由。

・簿記1級を取ろうか悩んでいる。簿記1級の難易度を知りたい。

 

・簿記1級は取るだけ無駄? やめといた方がいい?

今回はこんな悩みや疑問を解決。

簿記1級の取得は無駄、やめておけとよく言われていますが、結局のところ取るべきなのかを考察していきます。

 

“筆者”

結論から言ってしまうと、悩んでいるなら無理して取らない方がいいです。時間がもったいないので…

 

個人の感想を含みます。

 

簿記1級と2級の難易度の差は大きい。軽い気持ちで挑まない方がいい!

簿記1級はどれくらい難しい?

 

簿記2級の2倍以上難しいです。

 

日商簿記2級の合格に必要な勉強時間の目安は、「3級レベルの知識を習得済み」かつ「講座を利用する」場合で100~200時間ほどです。独学の場合は150~250時間とさらに長い勉強時間を要するでしょう。

(中略)

日商簿記1級の合格に必要な勉強時間の目安は、「2級レベルの知識を習得済み」かつ「講座を利用する」場合で400~600時間ほどです。

STUDYING 「簿記合格に必要な勉強時間とは|3級・2級・1級それぞれの難易度とあわせて解説」 より引用

 

日商簿記2級と1級の取得にかかる学習時間を調べてみました。

日商簿記1級は取得するのに最低でも400時間以上かかるため軽い気持ちで受けるような資格ではないことは確かでしょう。

 

もちろん、こちらは平均なのでこれ以上少ない勉強時間で取得できる方もいれば、これ以上時間がかかる人もいることは確かですが、軽く見積もって2〜3倍ほどの時間がかかることがわかります。

 

“筆者”

筆者は日商簿記2級取得後、1級の勉強を始めましたが、結局のところ挫折しました。

 

また、1級と2級の範囲の差はかなり広いです。

簿記2級では商業簿記に加え、工業簿記が出題されます。工業簿記は製造業に適用される簿記で、ものづくりにおける原価計算などの知識が必要です。商業簿記も中小企業の経理業務が行えるレベルを求められます。

簿記3級と同じく試験時間は90分で、全体の70%以上の得点で合格です。

ユーキャン「簿記とは?初心者向けに徹底解説」 より引用

 

簿記1級では、商業簿記・工業簿記に加え、会計学・原価計算の知識が求められます。難易度は高く、簿記1級に合格すると税理士試験の受験資格が得られることから、国家資格への登竜門とも呼ばれることもあります。

簿記1級は前半後半90分ずつの試験時間で行われます。 試験科目は「商業簿記」「会計学」「工業簿記」「原価計算」の4科目で、全体の70%以上の得点で合格ですが、1科目ごとの得点が40%以上であることが必要です。

ユーキャン「簿記とは?初心者向けに徹底解説」 より引用

 

簿記2級の試験時間は90分であるのに対し、1級は前半後半に分かれており、試験時間は合計180分。

また、試験科目が2、3級と違い4科目もあり、1科目ごとに40%以上取る必要があります。

 

“筆者”

極端な話、3科目満点でも、1科目得点が30%だったら不合格。かなり厳しい。

 

簿記1級は2、3級と比べれば範囲も難易度も段違い。

「なんとなく取ろうかなあ」「2級を独学で取れたからいけるだろう」と軽い気持ちで学習するのはやめておいた方がいいですね。

 

2級と比べて難易度が高い!悩んでるならやめとけ!

 

日商簿記1級を取らなくても、事務職・経理職には転職できる。

簿記1級の勉強はやめとけ、無駄だと言われる理由の1つがこちら。

記1級を持っていなくても事務職・経理職として働けるので、勉強の時間は無駄だと言われてしまうことがあります。

“うさ”

なんなら簿記を持っていないのに経理職・事務職で働いている人もいますよね。

 

・簿記1級を持っている事務職・経理職未経験の30代

 

・簿記資格を持っていない経理5年目の20代。

少々極端ですが、この2名であれば、後者の資格を持っていないけれど、経験が豊富な方の方が市場価値は高いのは確か。

資格も大切ですが、結局のところ実務経験がなければ事務職・経理職への転職や就職はなかなか厳しいです。

 

そのため、簿記2級・3級を既に持っていて経理職や事務職に興味がある人は簿記1級の取得のために学習するよりも転職活動に当てた方がいいでしょう。

 

特に未経験の場合はできるだけ早く事務職・経理職として経験を積んだ方がいいと思います。

未経験職種・未経験業界への転職は年齢を重ねるにつれて難易度はどんどん上がってしまうので….。

・簿記3級持ち、事務職・経理未経験の20代。

 

・簿記1級持ち、事務職・経理未経験の40代。

極端な例を挙げましたが、この2名であれば前者の20代の若者が採用される確率は高いでしょう。

 

資格の勉強ももちろん大事だけど、事務職・経理職に転職したい方は、簿記1級の勉強ではなく、転職活動に当てた方がいいですね!

 

もちろん、経理・事務職として働くためには日商簿記2、3級などの資格をとっておくことも大切です。

しかし、実際に求人を見たり実際に働いている人から話を聞いたりしてみて、現在の自分の市場価値や求人の情報・転職市場を知っておいた方が転職において有利に働くことは確か。

 

簿記をまだ持っていないけど、経理・事務職に興味がある。未経験でも大丈夫?

簿記2級を取ったから経理に転職したい!!

と悩める方は、管理部門に特化した転職サービス「Ms-Japan」を使ってみましょう。



おすすめ!
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MS-Japanにはこのような魅力があります。

ちなみに、まだ簿記を取得していない方の相談もOKです。 ホワイト企業へ転職するモチベーションにもつながるので経理職や会計職に興味がある方は是非使ってみましょう。

 

実際に筆者も面談しましたが、今いる会社よりも休みが多かったり、年収が大きく上がる会社を紹介してもらえました。

 

未経験なら簿記1級の勉強より転職相談してみよう!

 

結局、簿記1級の上位資格には太刀打ちできない。

簿記の上位資格とは?

 

公認会計士・税理士・USCPAなどが挙げられます。

 

簿記1級を取得したところで、上位資格である税理士・公認会計士のような国家資格には太刀打ちできません。

 

資格を取得するメリットは、その資格を持つことによりできるようになる業務、行為があるという点です。特に独占業務を持つ資格を取得すれば、その資格を持っている者にしかできない業務ができるようになり、業務上大きなメリットとなります

フォーサイト「「資格」と「免許」と「検定」の違いをご存じですか?3つの違いを分かりやすく解説」より引用

 

税理士・公認会計士はいわゆる「国家資格」なので、それらを取ることで、資格を持っている人にしかできない職業に着くことができます。

 

一方、日商簿記1級はあくまで「検定」

その行為を行うために必要な知識を持っていることを証明できる検定。

資格や免許と比較するとややアピールする力が低く見られがちな検定ですが、取得することで非常に大きなメリットを持つ検定もあります。

フォーサイト「「資格」と「免許」と「検定」の違いをご存じですか?3つの違いを分かりやすく解説」より引用

 

「日商簿記1級を持っているからコレができる!」「日商簿記1級を持っている人にしかできない職業につく!」といった強力なアドバンテージになることはありません。

“筆者”

日商簿記1級は超難しい試験なのに…悲しい…。

 

また、先ほども解説しましたが、簿記2、3級を持っていれば事務職・経理職に転職・就職することは可能なので、転職したいのであれば、簿記1級の勉強の前に転職活動に力を入れることをオススメします。

特に若いうちは早めに経験を積んだ方が後々有利ですので、事務職・経理職に興味があるのであれば資格の勉強はほどほどにして転職活動に力を入れましょう!

“筆者”

簿記1級どころか、2級も持っていない人でも転職・就職できている方は数多くいるので…。

 

日商簿記1級には上位資格がある….

 

もちろん、簿記1級の勉強は無駄にはならない。本当に取りたいなら勉強するべき!

ここまで簿記1級の勉強は無理して取る必要はない理由を紹介していきました。

簿記3、2級を持っているのであれば事務・経理職として転職・就職することは可能ですし、公認会計士や税理士といった国家資格と違って「簿記1級を持っていれば将来困らない!」といった資格ではありません..。

 

しかし、全ての人に対して簿記1級の勉強が無駄になるとは限りません。

 

最強
  • 税理士受験資格が得られる。
  • 自信がつく。
  • 高度な会計・経理スキルを学べる。

日商簿記1級を取るメリットをいくつか上げてみました。

簿記1級を取ることで、税理士試験の受験資格を得ることができます。

 

イ  大学、短大又は高等専門学校を卒業した者で、社会科学に属する科目を1科目以上履修した者
ロ  大学3年次以上で、社会科学に属する科目を1科目以上含む62単位以上を取得した者
ハ  一定の専修学校の専門課程を修了した者で、社会科学に属する科目を1科目以上履修した者
ニ  司法試験合格者
ホ  公認会計士試験の短答式試験に合格した者

(2) 資格による受験資格

イ  日商簿記検定1級合格者
ロ  全経簿記検定上級合格者

国税庁 「税理士試験受験資格の概要」 より一部編集して引用

 

国税庁の「税理士試験受験資格の概要」によると、日商簿記1級を取ることで税理士試験の受験資格を得られることがわかります。

もちろん税理士試験は簿記と比べて難易度は段違いですが、その試験を受ける資格を得るために日商簿記1級を取得することは無駄ではありません。

“うさ”

税理士試験を受けたい方で、四年制大学卒で社会科学を履修していた人は簿記1級の勉強は遠回りですね。

 

また、就職・転職活動のためでなく、本当に簿記の勉強が好きでやっているならその時間は無駄にはなりません

趣味として簿記1級の資格勉強をしていれば自信もつきますし、スキルアップもできてまさに一石二鳥。周りに「簿記1級は無駄」「やめておけ」と言われても勉強をするべきでしょう!

 

うさ

好きなことを勉強するのはGOOD! 周りになんと言われようとやるべき!

 

悩んでいるなら挑戦しよう。挑戦する前に諦めない!

 

まとめ。軽い気持ちで簿記1級の勉強をするのはやめとけ!

 

まとめ!
  1. 簿記1級を取らなくても転職・就職はできる。
  2. 範囲の広さ・難易度が簿記2級とは桁違い。
  3. 上位資格に太刀打ちできない。
  4. もちろん簿記1級の学習は無駄にならない。
  5. 独学はオススメしない!やめとけ!
  6. 転職したいなら勉強より、転職活動!

 

今回は、軽い気持ちで簿記1級を取るべきで無い理由を紹介していきました。

 

簿記1級は2級と比べて難易度は段違い。

「なんとなくかっこいいから」「簿記2級も独学で取れたから1級も独学で取る…」というように軽い気持ちで勉強するのはやめておきましょう。

 

もちろん簿記1級の勉強は無駄にはなりません。 「本当に簿記の勉強が好き!」「税理士試験の受験資格を得たい」という人には簿記1級を取る価値は大いにあるでしょう。

うさ

2級と違って、1級の独学は本当に厳しいので、ぜひ通信教育・資格教室を使ってみてくださいね。

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました